この一冊では足りません
メンテナンスの手順が写真と初心者にもわかりやすい説明で書かれています。
目次を見る限り、これ一冊でMTBの『調整』『維持』『修理』『交換』ができそうです。
しかし、この本一冊だけでメンテナンスしようとすると、壁にぶつかることがあります。
例えばP158にホイールの振れ取りの説明がありますが、ニップルを回している写真とともに『ニップル回しで調整しながら降れ取り開始』と書かれています。ニップルをどのように回せばリムが縦や横のどちらに移動するのかは、自分で思考錯誤しなければなりません。
つづいて『センターゲージでホイールのセンターを確認する』とセンターゲージを当てている写真がありますが、センターがずれていたらどうすれば良いかは書かれていません。
もっと踏み込んだ説明がほしかったので、Zinn & The Art Of Mountain Bike Maintenanceを買いましたが、こちらは簡単なイラストと丁寧な説明で倍のサイズで倍のページ数。
自転車のメンテナンス本はこのくらいのボリュームが必要なのでしょう。
本書の『はしがき』にあるように『最初の方向性を示すもの』のようです。